ジュラシック・ワールド 炎の王国|動画配信情報・感想・評価・解説

ジュラシック・ワールド 炎の王国
2018年製作/128分/アメリカ 予告動画を検索

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キャスト・スタッフ

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原作
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出演
音楽
製作

「ジュラシック・ワールド 炎の王国」をサクっと解説

ライター/ジョセフ

見たい映画はDVDや動画配信サービスではなく、なるべく映画館に足を運んで見るようにしています。これからも素晴らしい映画との出会いを大切にしていきたいと思います。

作品概要

「ジュラシック・ワールド 炎の王国」は、 2018年の7月13日に劇場公開されたフアン・アントニオ・バヨナ監督によるアドベンチャードラマです。

元になっているのはマイケル・クライトンによる小説で、 スティーヴン・スピルバーグが1993年に映像化して以来世界中で愛されています。

2015年の「ジュラシック・ワールド」に続いて発表された、 人気シリーズの第5弾です。

ギレルモ・デル・トロが制作総指揮を務めた2007年の「永遠のこどもたち」でデビューを果たした、 ファンタジーの名手がメガホンを取りました。

最先端のCGと昔ながらの模型技術を組み合わせた独特な世界観になり、過去のシリーズへのオマージュも随所に散りばめられています。

あらすじ

巨大なテーマパーク「ジュラシック・ワールド」が崩壊して3年後、イスラ・ヌブラル島では密かに恐竜たちが生き延びていました。

火山噴火の予兆が観測され恐竜たちに危機が迫る中、彼らを救出するか自然に委ねるか上院議員たちは議論を重ねますが一向に動こうとしません。

かつてこの施設の運営責任者クレアは、現在では恐竜保護団体の代表を務めています。

今は亡きテーマパークの創設者ジョン・ハモンドのパートナー、ベンジャミン・ロックウッドの協力を取り付けました。

恐竜の中でも希少種ヴェロキラプトルのブルーを扱えるのは、恐竜行動学の第一人者オーウェン・グレイディただ1人です。

クレアとオーウェンは過去のわだかまりを乗り越え、恐竜たちを守り抜くために島へと乗り込んでいくのでした。

恐竜たちに負けず劣らず熱い役者さん

前作から引き続いて、クリス・プラットが主人公のオーウェン・グレイディを熱演しています。

自分の身体よりも何百倍も大きな恐竜たちに、 恐れを知らずに立ち向かっていく奮闘ぶりが勇ましかったです。

その一方ではウェロキラプトルのブルーとの間に、 種族を越えて築き上げていく友情関係には心温まるものがありました。

ヒロインのクレア・ディアリングには、ブライス・ダラス・ハワードがキャスティングされています。

前作では冷徹なキャリアウーマン風のキャラクター設定でしたが、本作品では熱い恐竜保護団体のリーダーに変更されていました。

ワークブーツを履いてカーゴパンツに七分丈のシャツを身に纏った、ミリタリーファッションも妙に色っぽいです。

多種多様な恐竜たちによる大暴れ

ティラノサウルスやプテラノドンなどのメジャーなものから、スティギモロクやディロフォサウルスなどのマイナーな品種まで。

数多くの恐竜たちがリアリティを追及して再現されているために、テーマパークのような感覚で楽しむことが出来ます。

オープニングショットで登場するのは、草食恐竜の中でも規格外の巨体を誇るブラキオサウルスです。

強固な角や外皮で覆われているトリケラトプスやステゴサウルスなどは、草食系と言えども戦闘能力は肉食恐竜たちに負けてはいません。

主人公たちと因縁浅からぬブルーは、ウェロキラプトルに分類されていました。

「知能高きハンター」の異名を持つだけに、その俊敏性ばかりではなく微妙な表情の変化にも注目してみて下さい。

雄大な自然のフィールドと重厚に密閉されたお屋敷を烈しく行き来

迫り来る獰猛な恐竜たちが剥き出しにする牙や爪ばかりではなく、活火山の大爆発や溶岩流の奔流も迫力満点でした。

本作品ではすっかりお馴染みとなった未来型の乗り物・ジャイロスフィアに乗り込んだクレアが、大自然に囲まれた大地を縦横無尽に駆け回るシーンはスピード感があり痛快無比です。

前半の火山島での冒険から一転して、 中盤以降はゴシック様式の邸宅に舞台を移して激しいバトルが繰り広げられていきます。

一見すると華やかなオークション会場と、その真下に隠されている怪しげな実験室や牢獄とのコントラストも効果的です。

前作までの孤島に限定したロケーションに捉われることのない、 自由奔放な展開を存分に味わって下さい。

旧友との再会と裏切りの弾丸

久しぶりの対面を果たしたオーウェンとブルーには、余計な言葉は入りません。

お互いにアイコンタクトや身振り手振りを駆使して心を通わせていく様子にはほっこりさせられました。

それとは対照的に「希少動物の保護」を表向きにして、裏では良からぬことを企んでいる財団運営者のイーライ・ミルズや傭兵ケン・ウィートリーの浅ましさにはあきれ果ててしまいます。

直後に鳴り響いた1発の銃声から巻き起こっていく、予期せぬ裏切り行為とオーウェンたちに迫りくる生命の危機が衝撃的です。

多くの恐竜たちが船に載せられて向かった先は、カリフォルニア州のお屋敷の地下に作られた巨大な施設「ロックウッド・エステート」です。

鋭い牙から訴えかけてくる切実なテーマ

捕らえられた恐竜たちが闇マーケットで開かれている、秘密の地下オークションに出品されてしまうシーンには胸が痛みました。

大企業の社長さんから個人投資家、社交界のセレブリティまで。

我先にとオークション会場に押し寄せてきた、金に糸目を付けずに恐竜を飼いならそうとする面々が何とも皮肉です。

人気のテレビアニメに便乗して外来種のアライグマを大量に輸入して、ブームが終わった途端に街中に放り出してしまう我が国の傲慢さにも繋がるものがあります。

前回までのシリーズで一貫してきた生態系の破壊や人間の強欲さへの、鋭いメッセージや批判は健在です。

オーウェンとクレアの活躍によって自由の身となった恐竜たちは暴走していき、会場は大パニックへと包まれていきます。

人間たちへの反撃開始と良き理解者との決別

これまでは身勝手な人間たちの欲望に翻弄されてきた恐竜・ブルーが、突如として逆襲に転じる終盤戦が手に汗握ります。

興奮状態に陥って制御不能となった恐竜たちを見殺しにしてしまうのか、人間に危害を加えるのを承知で町中へと解き放つのか。

究極の二者択一を迫られることになったオーウェンに対して、自身も恐竜たちと同じようなクローン技術によって生み出された少女・メイジーが呟いたセリフが感動的です。

オーウェンの必死の呼び掛けにも応じることなく何処かへ消えていくブルーの後ろ姿からは、「猿の惑星」で人間の支配に反旗を翻すリーダーの猿・シーザーを彷彿させるものがありました。

虚飾の明かりに満ち溢れたラスベガスの街並みを見下ろす、正体不明の恐竜のシルエットも忘れがたいです。

こんな人におすすめ

スタッフロールが流れ終わったも意味深なカットが挿入されているので、最後まで客席を立たないようにして下さい。

物語の中に残されてしまったいくつもの謎と今作ではいまいち活躍しなかったキャラクターたちからは、 次回作への期待度も自然と高まっていくはずです。

かつてスピルバーグ監督の「ジュラシック・パーク」に熱狂した方たちは、是非ともこの映画をご覧になって下さい。

遺伝子組み換えやクローン人間といったあの頃では夢物語でしかなかった技術が、現実の世界で当たり前のように利用されているテクノロジーの凄まじい進歩には驚かされることでしょう。

人間と自然との共存共栄というタイムリーな話題も盛り込まれているために、若い世代の皆さんにもお勧めな1本になっています。

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